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大人の方がドキドキ!?

 子供をはじめて歯医者に連れて行く時、自分の子はうまくできるか、泣き叫ばないか、まだ小さいからできないのでは?子供よりドキドキしながら来院される方も少なくないと思います。

 

 そこで思わず『見るだけだから』『痛くないから』『すぐ終わるから』とその場しのぎの『ウソ』を言っていませんか?歯医者に先入観のないはずの子供が、お母さんのその小さなウソにより『もしかしてイタイ?』と思うこともあるようです。ではどうしたらいいのでしょう?そこでお父さんお母さんに提案です!

(1)歯医者をおどしに使わないでね

 普段の歯ブラシの時『むし歯になったら歯医者さんに連れて行くよ』などと脅かさないでください。(嫌がる子供の歯ブラシは難しいですが…)ある時は歌いながら、ある時は楽しく一緒に歯磨きなどあの手この手で頑張りましょう。

(2)ウソはつかないでね

 『見るだけで、痛くないから』など絶対にその場しのぎのウソをつかないでください。治療方法や方針はそれぞれ違いますので『お母さんはわからないから先生に診てもらおうね。』とやさしく声をかけてください。

(3)予約の電話を切った時から始まります!

 テーマパークに予約をした後のような雰囲気を演じてください。子どもはお母さんの表情をじっと見ていますよ。見たことも聞いたこともないテーマパークに行く時には泣いて嫌がる子どもはいないはずです。

(4)当日は余裕を持って

 急いでいるとお母さまの焦る姿に子どもは不安を抱きます。今までの演技が台無しになってしまいます。お子さまの心が大切ですので遅れそうならお電話ください。

おまけ…

時にはご褒美も方法のひとつです。『帰りに好きなおやつを買おうね。』などでも良いと思います。そして何より言葉のご褒美はたっぷりお願いします。当院では、頑張ったお子様にミニプレゼントを用意しております。大喜びするお子様が多く、プレゼント目的で通院している子も多いです。

 小児歯科

子供を歯医者に連れて行く方法

​Let's go!!

よくあるご質問をQ&A式にまとめました。

癒合歯と検診でいわれたのですが?
 乳歯が癒合歯でも永久歯が癒合歯とは限りません。今治療の必要はありませんが永久歯が萌出する時に邪魔をすることがあります。5~6歳くらいの時に検診をしてもらえばいいと思います。

口臭が気になります。
 かぜなど体調が悪い時、口の中が乾いている時や離乳食開始時一時的に口臭がひどくなるときがあります。また舌に汚れがついたままだと口臭の原因になりま す。口の中に白湯など水分を補給し様子を見てみましょう。それでも改善されないときは歯科医院でみてもらいましょう。

乳歯の歯並びが気になります。
1) 全体的にバラバラのときは御相談してください。
2) 開咬といい上下前歯が接しないときはおしゃぶり、舌、唇、ハンカチなどの癖があることにより歯が移動してしまうことがあります。これを止めることにより改 善されることが多くあります。おしゃぶりは3~4才くらいには止めたいものです。骨格に影響することもあるので注意しましょう。(それまでは『おしゃぶり』させ口の中の成長発育を促しましょう。)

永久歯のかみ合わせが逆なのですが?
 歯の萌出方向や順序でかみあわせが逆になることがあります。この場合はジャンピングプレートというブロックを咬んでもらうことにより1~2週間で簡単に 治すことができます。永久歯が完全に萌出する前が良いのでその時期に相談してください。遺伝的要因が関係することがあります。親族のなかでうけ口のひとがいる場合、矯正治療を考えているのであれば、早めに相談すべきでしょう。(乳歯列期でも行う治療もあります。)

乳歯に黒い点があります。虫歯でしょうか?
 磨いて取れないのであれば虫歯の可能性があります。すぐ歯科医院で検査してもらいましょう。初期の虫歯であれば削らないで治せることもあります。

虫歯はうつると聞きましたが?
 赤ちゃんの時期から口の中はだんだん細菌がすみつく様になります。赤ちゃんの口の中は大人の口の中より不安定でちょっとのことで口の中の細菌のバランスがくずれ虫歯になりやすい環境になることがあります。伝染病のようにこわがることは決してありませんが、あまり食べ物の口移しやはし、歯ブラシの共用など は避けた方がいいでしょう。

フッ素はいつから始めたらいいですか?
 フッ素はイチゴなどに多く含まれる自然元素の1つで歯の表面のエナメル質に作用しフッ化カルシウムになり歯の質を強化します。フッ素塗布は乳歯が生え始 めてから大人まで年齢には関係しませんが、取り込みやすさの時期や、方法もいろいろあるので相談してみてください。

甘い食べ物はダメ?
 小さいお子さんは甘いものが大好きです。甘いものの多くには砂糖が入っています。これが虫歯をつくるミュータンス菌に作用し虫歯を形成していきます。甘いものをむやみに与えるのは良いことではありませんが、栄養や成長を考えると程ほどに摂取すべきでしょう。与え方が問題で、だらだら食べることを避けたり食べた後のうがいするなど与え方を工夫してみてはどうでしょうか。

キシリトールはなんでいいの?
 キシリトールは天然の甘味料で、虫歯にならないとされています。キシリトールは虫歯菌であるミュータンス菌の増殖を抑制し、唾液中のカルシウムを歯に吸 着させる働きがあります。代用甘味料は他に一部のチョコレートに使われているサンタフェインやパラチノースがあり虫歯予防効果があるとされていますが、これで虫歯にならないわけではないので必ず歯磨きは行ないましょう。

こどもが歯磨きを嫌がります。なにかいい方法はありませんか?
 小さい時期は口の中にものをいれるのを嫌がります。いきなり歯ブラシを口の中に入れるのではなく、ガーゼでふくなどしたり口にものを入れる習慣をつけま しょう。どうしてもというときは甘い歯磨き粉を使用するのもいいと思います。テレビの歯磨きの歌を歌ったりするのもいいでしょう。(おねがい:「磨かないと歯 医者さんに行って歯を削ってもらうよ。注射してもらうよ。」は絶対に止めてください。歯医者=痛いになってしまいます。)

電動歯ブラシをつかっています。気をつけることはありますか?
 電動歯ブラシは子供にはあまり使わせたくないですね。もちろん利点はたくさんありますが、使い方を誤ると歯肉や歯を傷つけてしまうことが多いからです。

歯が茶色っぽくなった。
 麦茶や烏龍茶などは歯の表面のたんぱく質の膜に茶渋が付着することがあります。付着してしまった場合は研磨剤が入った歯磨き粉を使用してみてください。それでもだめなら歯科医院で除去してもらいましょう。

歯が生えてきました。気をつけることはありませんか?
 哺乳ビン虫歯というのがあります。哺乳ビンを長時間口にくわえたままジュースを与え続けたり寝ながらミルクを飲みそのまま寝てしまうと唾液の分泌量が減 少し虫歯になりやすい環境をつくってしまいます。このようなことを繰りかえすと虫歯になるリスクはどんどん増えます。おかしいと思ったら歯科医院で相談してみましょう。

○ちゃんは生えてきてるのに?△くんはもう抜けたのに?
 まわりの子が生え始めたりすると自分の子はと心配になるものです。少し遅いからといって、決して体の発育が悪いわけではありません。歯の成長に関して は、早い子と遅い子ではかなりのひらきがあります。少し様子をみてみましょう。それでも心配なときは歯科医院で相談してみてください。

虫歯がないのに時々痛がる。
 隠れた虫歯の可能性があります。隣接面むし歯などは発見が難しいことがあります。また歯肉炎や口内炎、歯の萌出時などいたむことがあります。時には精神的な問題で「歯が痛い」を使うこともあるようです。

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